2022.10.04
観光情報
【外湯巡り】城崎温泉の7つの外湯についてご紹介
目次
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兵庫県/城崎(きのさき)温泉の外湯巡りは誰もが聞いたことがあるほど有名なもの。
そんな外湯巡りができる温泉は、合計7つあるということはご存知でしょうか?
今回は、外湯巡りができる城崎温泉の7つの外湯についてそれぞれご紹介致します。
城崎温泉には7つの外湯がある?
外湯巡りとして有名な城崎温泉ですが、外湯巡りができるのは合計7つ。
温泉の泉質はどれも共通していて同じですが、それぞれ外湯の特徴というのはバラバラです。
順番に回るのか、それとも自分が気になった温泉のみに入浴するのかを事前に決めておきましょう。
7つの外湯の種類をご紹介
鴻の湯(こうのゆ)
昔、コウノトリが足を怪我するとその傷を癒やすためにこの場所を訪れていました。
その場所から温泉が湧き出したのがこの温泉の始まりです。
幸運を招く湯だとされており、不老長寿や夫婦円満という御利益があります。
まんだら湯
道智上人が一千日間、お経を唱え続け、満願して霊湯が湧き出したというのが、城崎温泉の始まりだとされています。
その仏縁より「まんだら湯」と名付けられて、建物は昔から変わらず唐破風様式となっています。
一生一願の湯ともされており、商売繁盛や五穀豊穣という御利益があります。
御所の湯
南北朝時代の歴史物語に、文永四年に御姉安嘉門院が入湯したという文面があることから、この名がついたとされています。
館内は但馬の山をイメージしたさまざまな植栽が施され、開放感いっぱいの露天風呂となっています。
美人の湯ともされており、良縁成就・火伏防災などの御利益があります。
一の湯
江戸時代の名医であった香川修徳が手掛けた「一本堂薬選」によって一の湯は有名になったとされています。
当時、一の湯は「新湯(あらゆ)」という名前であったのですが、香川修徳がこの「一本堂薬選」で「さまざまな薬選の中でも、城崎の新湯は天下一である」と述べたことから、「一の湯」という名前に変えることになったのです。
開運招福の湯ともされており、合格祈願・交通安全といった御利益があります。
柳湯
中国の名勝西湖より移植したとされる柳の木の下より湧き出してきたことから、「柳湯」という名前がつけられました。
外湯の中で最も小さい温泉ですが、風情があると評判です。
子授けの湯とされており、子授安産の御利益があります。
地蔵湯
このお湯の泉源から地蔵尊が出現したため「地蔵湯」という名前となりました。
温泉の庭内には地蔵尊が祀られています。
2階に上がると家族風呂・畳敷きの広い休憩所といったものがあります。
衆生救いの湯とされており、家内安全・水子供養といった御利益があります。
駅舎温泉 さとの湯
7つの外湯の中でも一番新しい温泉なのが「さとの湯」です。
「駅舎温泉」という名前の通り、城崎温泉駅からすぐの場所にあるので電車を待っている間に入浴することができます。
滝の音やハーブの香りがエキゾティックな雰囲気を漂わせ、不思議な魅力のある温泉空間となっています。
入り口の所には、無料の足湯も設置されています。
城崎で外湯めぐりを楽しんだ後は湯村温泉に宿泊
城崎温泉の外湯めぐりを楽しんだ後は、たくさん巡って疲れた身体を癒やしに車で約60分の兵庫県北部の湯村温泉へ。
自然に囲まれた静かな土地で、ゆったりとしたステイタイムをお過ごしください。
湯村温泉は自然に囲まれた静かな温泉地で、城崎温泉とはまた違った温泉の魅力を感じることができますよ。
自然と調和した落ち着く温泉地の中で、心身ともにリラックスした時間をお過ごしください。
おわりに
今回は、外湯巡りができる城崎温泉の7つの外湯についてそれぞれご紹介致しました。
それぞれ温泉によって効能や御利益が異なるため、無理せず自分のペースで一つ一つゆっくりと時間をかけて楽しむのもおすすめです。
※ご自身で事前に最新の情報をご確認ください。