2022.07.19
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兵庫県/湯村温泉「湧泉の宿ゆあむ」から余部鉄橋「空の駅」展望施設<餘部駅>へ
目次
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兵庫県/香美町にある余部(あまるべ)鉄橋「空の駅」展望施設<餘部(あまるべ)駅>のご紹介です。
余部鉄橋「空の駅」展望施設
近代土木遺産のAランクに指定されていた旧余部(あまるべ)鉄橋。
その独特な構造と鮮やかな朱色がもたらす風景は昔から山陰地方を訪れる観光名所として親しまれてきました。
2010年には新しくコンクリート橋にかけ架け替えられました。
さらに2013年には、旧余部鉄橋の一部(3橋脚3スパン)を展望施設として残し、余部鉄橋下にある公園とあわせ、余部鉄橋「空の駅」展望施設として生まれ変わりました。
鉄道が朱色の橋を渡る姿を写真に収めようと多くの鉄道ファンが駆け付けます。
ゴールデンウィークや夏休みなどの子連れの夏休み旅行や、ドライブやツーリングの休憩スポットとしてもおすすめです。
余部鉄橋と餘部駅
現在も余部鉄橋には、展望施設として観光できるスポットの横をJR山陰本線が走っており、「餘部(あまるべ)駅」として、地元の人々も利用しています。
なぜ「余部駅」ではなく「餘部駅」と余部鉄橋とは別の漢字表記するのかというと、兵庫県/姫路市にある「余部(よべ)駅」との重複を避けたためとのことです。
余部鉄橋「空の駅」クリスタルタワー
「空の駅」展望施設の名の通り、地上より高さ約40mの場所にあります。
この高い場所に位置する余部鉄橋「空の駅」を観光するには、駐車場から公園を抜けて急な上り坂を10~15分程度歩く必要があり、大きな負担でした。
地域の活性化や観光客/JR利用者の利便性向上、高齢の方の負担軽減のため、2017年には45秒で空の駅まで登ることのできるエレベーター「余部クリスタルタワー」が設置されました。
詳しくは下記よりご覧ください。
旧線路
余部鉄橋「空の駅」展望施設では、電車の走っていない旧線路を歩くという貴重な体験ができます。
子供たちをはじめ、鉄道好きにはたまらないですね。
こちらは危ないので、フェンス越しの景色であり、歩けません。
旧余部鉄橋の列車走行時そのままのレールと枕木。ぷつりと切れています。
今ではなかなか見かけない昔ながらの線路ですね。
わかりづらいですが、実はこちらを歩くと、旧余部鉄橋の上を歩いているということになります。
よくみると真ん中にレールの後があります。
写真や鉄道好きの方はさらに展望台からの景色も
鉄道好きの方には有名な撮影ポイントがあります。
やはり鉄道と赤い鉄橋、青い海を一緒に撮影したいですよね。ただ、近すぎると実は撮影できません。
これらを一望できる展望台があります。
時間に余裕がある方はぜひ。
気になる方は、下記リンク先をご参考にしてみてくださいね。
餘部駅からの時刻表もチェック
餘部駅に鉄道が走る時間を事前に調べておくと、非常に美しい景色が撮影できます。
各方面1~2時間に1本しか走行していないので、電車を撮影する時間まで計画をしっかりと立てることをおすすめ致します。
なお、トンネルから飛び出してくる電車を撮影できるチャンスは、浜坂・鳥取方面へ行く電車が走る瞬間のみとさらに貴重です。
下記より ①日付を指定し、②「城崎温泉・豊岡方面」または「浜坂・鳥取方面」を選択すると、時刻表が表示されます。
余部鉄橋はドラマ「夢千代日記」冒頭シーン
なお、女優 吉永小百合さん主演、昭和時代に放映されたNHKドラマ「夢千代日記」の冒頭は、夢千代が神戸の病院へ行き、山陰線の列車に乗って湯の里温泉(湯村温泉)までの帰路の途中の余部鉄橋付近(撮影時は旧余部鉄橋)での車内から始まります。
”冬の雪景色”に包まれた銀世界の余部鉄橋はまさに「夢千代日記」に迷い込んだ気分に浸れます。
※積雪状況によります。冬季は冬タイヤでお越しくださいませ。
なお、夢千代日記撮影当時は、旧余部鉄橋であり、現在とは少し景色が異なります。
余部鉄橋 天気
天気予報は下記からご確認いただけます。
※対象日の10日前から閲覧可能
アクセス
車でのアクセス
兵庫県/山陰湯村温泉湧泉(ゆうせん)の宿ゆあむより車約25分です。
※余部鉄橋「空の駅」展望施設には車では登れません。
「道の駅 あまるべ」駐車場に駐車し余部クリスタルタワーに乗って観光をお楽しみください。
公共交通機関でのアクセス
余部鉄橋へは、計画的に予定を組めば公共交通機関でも行くことができます。
電車、バスともに本数が少なく、接続もよくないので必ず事前に時間をお調べください。
<公共交通のアクセス>
山陰湯村温泉湧泉の宿ゆあむから徒歩1分以内の「薬師湯」バス停から新温泉町民バス「夢つばめ」に乗車、「浜坂駅」バス停で下車(約25分)。
「JR浜坂駅」からJR山陰本線(豊岡・香住・城崎温泉方面)に乗車、「JR餘部駅」下車(約15分)。
餘部駅から余部鉄橋「空の駅」展望施設はすぐです。
※餘部(あまるべ)駅です。余部(よべ)駅は別の駅のため、お間違えのないようご注意ください。
<ジョルダン>
※行先と日時を入力して乗換検索が可能(バス停も可:例:「薬師湯〔新温泉町バスコミュニティ〕」)
ゆあむから余部鉄橋に行く場合、出発を「薬師湯〔新温泉町バスコミュニティ〕」、到着を「餘部」としてください。
下記「ジョルダン」より公共交通機関の時刻と料金を調べることができます。
基本情報
【お問い合わせ】
・余部鉄橋「空の駅」/余部クリスタルタワー
〒669-6671
兵庫県美方郡香美町香住区余部
TEL:0796-36-1234(香美町香住観光協会)
定休日:無休
料金:無料
駐車場:あり(無料)
公共交通機関:JR山陰本線 餘部(あまるべ)駅下車すぐ
周辺観光:但馬松島(地蔵鼻展望台)
兵庫県/香美町にある但馬松島(地蔵鼻展望台)まで車約10分です。
ぜひご一緒にいかがでしょうか。