2022.05.20
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夏限定のランクアップ食材~鳥取港産天然岩牡蠣「夏輝」~<兵庫県/湯村温泉>
目次
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夏限定のランクアップ食材、鳥取港産天然岩牡蠣「夏輝」のご紹介です。
真牡蠣と岩牡蠣の違い
真牡蠣の旬は冬
牡蠣(カキ)といえば冬を想像する方も多いと思いますが、それは「真牡蠣(マガキ)」。
真牡蠣は養殖ものが中心で、1~3年と短い期間で育ち、小ぶりであることが特徴です。
岩牡蠣の旬は夏
夏に旬を迎えるのが「岩牡蠣(イワガキ)」です。
鳥取県ではブランド化された天然の岩牡蠣「夏輝」があります。
鳥取県にほど近い兵庫県北部の日本海側に位置する山陰湯村温泉湧泉(ゆうせん)の宿ゆあむでは、夏の贅沢食材「夏輝」を堪能できるご宿泊プランをご用意しています。
鳥取港産”天然”岩牡蠣「夏輝(なつき)」~希少なブランド帯付~
夏限定のランクアップ食材の1つが養殖ではない”天然”の鳥取港産岩牡蠣「夏輝(なつき)」です。
6月に漁が解禁され、その名のとおり夏に旬の時期を迎えます。
“天然の岩牡蠣”は全国でも鳥取県をはじめ日本海の数ヶ所でしか獲れない希少性の高い海産物です。
2005年より、鳥取県内で採取された“天然の岩牡蠣”が「夏輝」というブランド名で販売開始されました。
その中でも、下の殻が平べったく、殻の長さが13cm以上と大きく、形/身入りともに良い高品質な岩牡蠣だけに「夏輝」の”ブランド帯”を付けることが許されます。”ブランド帯”付の「夏輝」は、全体の1割程度しかなく、大変希少。
ミネラルやビタミン類が豊富で「海のミルク」と称されるほど栄養価が高く夏バテ防止にもよいとされています。
※鳥取県のほぼ全域の漁港でも「夏輝」は水揚げされますが、ゆあむでは原則として湯村温泉から近い鳥取港(賀露港)産をご提供しています。
鳥取県は岩牡蠣がおいしく育つ環境
牡蠣は、海水中の植物プランクトンなどをエサとし、エサを取り込むために海水を吸いこんでいます。
鳥取県の名山/大山(だいせん)をはじめとする中国山地から栄養分が豊かな水が注ぎ込むため、良質なプランクトンが生息しています。
良質はプランクトンを餌とする鳥取県産の「夏輝」はおいしく育つ環境が整っています。
天然で大きい岩牡蠣なゆえ、育つのには時間がかかり5~6年かかります。
資源保護のため、6月~8月に漁を制限されています。
過酷な岩牡蠣漁
岩牡蠣は素潜り漁で、猟師さんが「カキおこし」と呼ばれる鉄製の器具を使用して岩に張り付いた岩牡蠣を叩いたりしながら起こしていきます。
水圧や体の冷えは厳しく、非常に過酷な重労働。
猟師さんが命がけで獲る「夏輝」。
味わいながらじっくりと堪能してみてくださいね。
兵庫県/湯村温泉ゆあむで堪能「夏輝」~低温蒸し~
兵庫県/山陰湯村温泉 湧泉の宿ゆあむではブランド帯付きの希少な夏輝を低温でふっくらと柔らかに蒸し、ポン酢ジュレでさっぱりと仕上げています。
岩のような見た目の大きな殻の中には肉厚で歯ごたえたっぷりの大きな身。牡蠣好きさんにはたまりません。
低温で蒸しているので、「生カキは不安」という方にも安心です。