2021.03.10
食べる
2021年 松葉ガニの漁期間がまもなく終了!兵庫県/浜坂漁港と松葉ガニのセリの様子
昨年2020年11月から続いた松葉ガニの漁期間もまもなく終了します。
今シーズンも後悔しないように、ご予約はお早めに。
■そもそも松葉ガニとは
松葉ガ二は山陰地方の京都/丹後半島~島根県沖の日本海に生息しています。
その中でも厳しい品質管理の条件を満たしたものだけに、地元水揚げの証として漁港名入りの「ブランドタグ」が付けられます。
自然保護の観点から漁期間が限られ、また年々漁獲量が減少しているため希少がさらに高まっています。
生きたままの「活」の状態だからこそ鮮度が保たれます。
■越前ガニ、加能ガニ、松葉ガニ
同じ品種であっても福井県で水揚げされるものは「越前ガニ」、石川県で水揚げされると「加能ガニ」といわれ、それぞれブランドの証としてプラスチック製の「タグ」が付き、漁港名が記されています。
松葉ガニ(山陰地方:京都府、兵庫県、鳥取県、島根県)は越前ガニ(福井県)や加能ガニ(石川県)と比べるとエリアが広いため、水揚げ量も多くなります。
そのため「カニについては詳しくはないけど、松葉ガニのブランド名は聞いたことがある」という方も多いのではないでしょうか。
■兵庫県/浜坂漁港と松葉ガニのセリ
山陰湯村温泉湧泉の宿ゆあむ料理長の奥村は、品を見定めたり、お話を聞いたり、新たな発見やインスピレーションを得るために定期的に漁港や新温泉町の契約農家さんなどを自ら訪問しています。
今回は兵庫県/浜坂漁港の松葉ガニの様子を見てきました。
仲買人さんたちによる迫力のある競りが実施されます。
※写真は料理長が撮影
■ブルーシートにある松葉ガニと黄色い箱の中の松葉ガニの違いは?
漁港にたどり着いた松葉ガニは大きさや形で選別されます。
市場の床の上のブルーシートのカニは指落ちなどの訳ありの松葉ガニです。
大きさごとにわけられています。
対して、黄色い箱(水槽)に入っているのは、活きが特によい高額ランクの松葉ガニ。
水槽に入っている松葉ガニの方が高額なのです。漁港名の入った「タグ」もしっかりとついています。
全般的に高額な松葉ガニですが、今後さらに高騰が続くことが予想されています。
・数年前には「カニも少子化」と報道されており、年々漁獲量が減少
・カニ漁の船員不足により、水揚げ量が減っている
(人間も少子化な上、過酷な船乗りや船酔いとの闘いで後継者がなかなか育たない)
■山陰湯村温泉湧泉の宿ゆあむの プラン受付期間~3/17
当館では、仕入れの関係上、プランの受付期間は3/17までとなっており、あと1週間程度で終了致します。
しばらく禁漁期間となり、次の11月まで松葉ガニプラン付の提供はお休み致します。
プラン一覧はこちら
※「松葉ガニ」とプラン名にあるものが「松葉ガニ」付プランの目安です
なお、春は「松葉ガニ」とは別のカニ付のプランがあります。
「香住ガニ」という紅ズワイガニです。
詳しくは下記、関連記事よりご確認ください。
■関連記事
・【春・秋限定】当館自慢の1品「香住ガ二宝箱焼き 」~冬季以外でも関西のカニ旅行~
■兵庫県/山陰湯村温泉湧泉の宿ゆあむ公式ホームページ
・ご夕食ページ
・プラン一覧
・空室カレンダー
・TOPに戻る
■兵庫県/山陰湯村温泉湧泉の宿ゆあむ公式SNS
・Instagram
・Twitter
・Facebook